ネットワークビジネスをやっている人の中には、二つも三つも、それ以上掛け持ちしている人が少なくありません。
これは果たして良いことなのでしょうか?成功するのでしょうか?それとも失敗するのでしょうか?
そもそもなぜネットワークビジネスを掛け持ちする人がいるのでしょうか?その理由、心理とは?
マルチプル ストリーム オブ インカム(複収入源)と勘違いしている
以前、ロバートアレンが「マルチプル ストリーム オブ インカム(複収入源)」を提案しました。これは経済的自由を得るためには、一つの収入に頼るのではなくて、複数の収入源を確保せよ、と言う考えでした。
卵は一つの籠に盛るな、という格言と同じです。
- 給与収入
- インターネット収入
- ネットワークビジネス収入
- 著作権収入
- 情報起業収入
- 株式投資収入
- 不動産投資収入
このように、いろいろなジャンルに手を広げることで、一つがダメになっても安全な収入源を一生涯確保出来るという提案でした。
この理論をどこをどう間違えて解釈するのか、「一つのネットワークビジネスでは危ない。複数のMLMを手掛けるべきだ」と勘違いした人がネットワークビジネスを掛け持ちするのです。
そもそもこの方たちは、解釈が間違っているので、全員ことごとく失敗していきます。
いろいろ誘われて、断れなくて複数手掛けるパターン
ネットワークビジネスをやっていると、さまざまな他のネットワークビジネスを誘われることがあります。
ネットワーカー同士、似たような匂いを感じるのでしょうか。二口も三口も登録しようと勧める人もいます。人がいいのか、気が弱いのか、なかなか断れずにずるずると複数のMLMに登録してしまうパターンです。
当然こういった人はすべてが中途半端になり、成果が出ないまま終わります。
ネットワークビジネス渡り鳥
ネットワークビジネス渡り鳥は、厳密にいうと、掛け持ちではありません。一つを辞めて、次々に別のMLMに移動する人たちです。
これは、腰が据わっていない、粘り強くない、飽きっぽい、新しい物好き、ドリーマータイプの人たちがなりやすいです。
こちらで成功できないから、別の会社だと成功できるかもしれない、「他人の芝は青い」と思うタイプですので、当然全員が成功できないまま、どんどんと借金を抱えて財政難になり、最後は自己破産がオチです。
意図的にダウンから搾取する悪人タイプ
これは、リーダー的存在の人だったり、MLMの会社を立ち上げるタイプの人で、複数のMLMをダウンに押し付けて、搾り取るだけ搾り取った後は、ドロン、さようなら、とするタイプです。
こういった人は最初から目的がしっかりしての複数の掛け持ちなので、自分は成功して、ダウンはすっからかんになる、と言うパターンです。
本当の意味で成功する掛け持ちタイプ
ごく少数ですが、複数のネットワークビジネスを手掛けて、どれも成功させている人もいます。たとえば、アメリカのMLM業界重鎮のドンフェイラなどはそうです。
成功できないから他のビジネスに移動する、掛け持ちする、という考えの人たちとは一線を画し、本当にネットワークビジネスが好きで、いろいろな会社や商品を試してみたいと思っています。
そして、どの会社でもことごとく成功をさせることが出来ます。
ある意味有名人なので、その人が手掛けるのであれば私もやりたい、とファンが集まってくるので、成功しやすいのです。
まとめ
ネットワークビジネスの掛け持ちは、ごく少数の天才、努力家、人徳のある魅力的な人間でない限り、成功しません。失敗します。
ですから、普通の人がネットワークビジネスを同時に複数も掛け持ちすることはお勧めできません。
ただし、愛用者として掛け持ちすることは問題ありません。それは良いと思ます。
もしどうしてもビジネスとして掛け持ちをしたい場合は、一つをまず成功させてから、掛け持ちをしましょう。
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