アシュランにはまる人の特徴。どんな人がやっているのか?

「友人が悪いマルチ商法にひっかかった」

「知人にしつこく勧誘されて困っている」

昔から悪いうわさが絶えないネットワークビジネス業界ですが、今もなお、たくさんの会社が立ち上がっては消えています。そしてある所では非常に活発なリクルート活動が行われています。

中には友達から強引な勧誘をされて、ひどい迷惑をこうむっている人も相当数いることでしょう。

一体どういった人がアシュランにはまるのでしょうか?今回はそんな「アシュランにはまる人」の特徴や理由など、これらについてを心理的な角度から徹底的に分析しました。

※ここに書かれている記事は、アシュランや宗教を否定したり悪口を言うものではありません。私自身はアシュランと宗教を肯定している立場です。

アシュランとはそもそもいったい何のか?

アシュランとは、特定の商品を自分が使ってみて、それを知人友人に広めていくことによって紹介手数料がもらえるビジネスモデルです。

一番の特徴は、自分が販売するだけでなく、自分が紹介した知人友人が販売していった売上の一部ももらえるという点です。

ですから、「不労所得」「権利収入」と言われるゆえんです。

この団体戦ともいえる販売戦略にこそ、実は「はまる」理由があると考えられます。そして一番の「はまる」理由は精神的なもの、スピリチュアリティーです。

意外に思うかもしれませんが、アシュランにはまる人はお金を稼ぎたいと割り切った人だけではありません。精神面でアシュランの世界に共感する人がはまっていくのです。

実はこの構図は「宗教」とほとんど同じです。

アシュランの構図は宗教とよく似ている

アシュランにはまる人の特徴や心理を知るには、宗教にはまる人の特徴や心理を知るとよくわかります。

宗教とは、団体組織を持ち、その仲間が同じ目標や目的に向けて共同で活動することです。それはお祈りだったり、ボランティアだったり、布教活動(営業)だったりします。

定期的に集会をして、交流し、助け合い、慰めあい、勉強して、励ましあい、そして、称えあいます。神にお祈りを捧げます。

これをアシュランに当てはめてみますと、アシュラン会社に集まり、仲間が同じ目標や目的に向けて共同で活動します。それはセミナーだったり、ABCだったり、リクルートだったり、コンベンションだったりします。

定期的にセミナー会場に集まり、交流し、助け合い、慰めあい、勉強して、励ましあい、そして称えあいます。カリスマリーダーに感謝を捧げます。

いかがでしょうか?アシュランと宗教はほとんど同じだと言う事がわかりますよね。

事実、ネットワークビジネスの本拠地はアメリカのユタ州に置く会社が多く、ユタ州とは、モルモン教の本部が置かれている場所です。

ですから、ネットワークビジネスにはまる人の心理や特徴を知るには、宗教にはまる人の心理と特徴を学ぶことで理解が出来ます。

では、アシュランにはまる人の特徴を一つ一つ解説しましょう。

真面目で純粋である

アシュランにはまる人は、意外にもどす黒い心を持った人ではなくて、まじめで純粋な人です。ピュアな心を持った人こそが、アシュランにはまりやすいのです。

うがった見方をせず、見せられた報酬明細や、商品のデモンストレーション、商品知識のセミナー、キラキラ輝くリーダーたちをそのまま受け入れて信じます。

真面目で純粋な人であるほど、その世界は素晴らしいと思うわけです。そして理想的な会社だと思うわけです。

周りとうまくいっていない、自分を信じてくれない

アシュランにはまる人は、寂しがり屋と言えるかもしれません。

小さい頃から親や親せきから良くしてもらっていなかったり、信じてもらえなかったりして、心に隙間が空いている人が多いです。

学校では仲間外れにされたり、いじめにあったりしてたかもしれません。

心理学者であるアブラハム・マズローの欲求五段階説にもあるように、人間というのは基本的に「承認欲求」というものを持っています。「承認欲求」というのは簡単に言うと「自分のことを認めて貰いたい」そう思う心理のことです。

信じるもの、目標を持っていない

心が純粋な人は、「人生このままではいけない」と思っています。しかし自分が何をしたらいいのか、やりたいこと、目標がわかっていません。

そこでアシュランの人たちが自分の目標に向かって突き進んでいる姿を見ると、輝いて見えるわけです。自分もあんな風に輝いてみたいと思うわけです。

この会社に参加したら、自分も目標や理念をもって、毎日を生き生きと生きることが出来そうだ、これが自分のやりたい事だったのだ、と素直に思ってしまうのです。

正義感が強い


現代社会は、不合理や矛盾を多く含んでなり立っています。心が純粋な人ほどこういった不合理や矛盾に憤りを感じます。

アシュランの理念や歴史を学べば学ぶほど、このビジネスモデルの素晴らしさに共感し、これこそが、社会の不平等を無くすことが出来る平等なプランだ、と考えるようになります。

そして、このビジネスをやる事こそが正義で正しい事であって、このビジネスをやらない人たちは間違っている、悪い人たちだ、と考える人たちも一部出てきます。

これはまさに一部の宗教と同じです。自分たちの宗教こそが一番正しく、それ以外の宗教は間違っているので聖戦してでもやっつけろ、という考え方です。

これは正義感が強いからこそそういう思考になってしまうのです。

悩みや苦しみを抱えている人

現時点でいろいろな悩みや苦しみを抱えている人は、何かにすがりたいと思い、アシュランにはまるケースもあります。

  1. 事業に失敗して借金を抱えている
  2. 愛する人が死んでしまった
  3. 親の介護で疲れてしまった
  4. 将来のお金のこと考えると不安で眠れない
  5. 災害にあった

こういった方は、一人で苦しみ悩んでいることが多いです。ですから、仲間が集まって助け合い、励ましあっているアシュランにはまってしまいます。

夢見がちな人(ドリーマー)

本気でやるつもりもないのに、努力もしないのに「俺はいつかビッグになってやる」と口先だけ達者な人もアシュランにはまりやすいです。

何もしないでも、ビッグマネーが転がり込んできて、フェラーリに乗って、タワーマンションに住んで、毎晩銀座で飲み歩いて、絶世の美女をたくさん引き連れて豪遊する、そんな夢ばかり考えて、何も努力しない。

そんな人もアシュランにはまりやすい、そして、ネットワークビジネス渡り鳥になりやすいのです。一つの会社から別の会社へ、また別の会社へと、儲かり易そうな会社を見つけては渡り歩くのです。

一度入ると抜けられないのが宗教でありネットワークビジネス

ごく一部の悪質な新興宗教は、抜けようとすると罰せられたり、「地獄に落ちるぞ」と脅されたりします。痛めつけられたり、地獄に落ちたりするのが怖いから抜けられないという縛りをつけるのです。

ネットワークビジネスも悪質な会社や一部の悪質グループだと、辞めようとすると同じような脅しをかけたりするところもあります。※アシュランの事ではありません。

「ここにいる限りはいいことがあり、守ってあげるが、辞めるとメリットも受けられなくなるし、最悪な事態になるぞ」と言う事です。

行きはよいよい帰りは恐い。

まさにこのことだと思います。宗教とネットワークビジネスはその運営方法が似ています。

まとめ

アシュランにはまる人の特徴や心理についてお伝えしました。

もしかしたら意外に思われたかもしれませんが、目がドルマークになっているようなお金の亡者がアシュランにはまるわけではなくて、意外とまじめて素直で小心者で、理想が高い、純粋な人がアシュランにはまりやすいです。

私はこの記事で「はまる」と表現しましたが、私自身はアシュランを否定しませんし、肯定をする立場です。ですからいい意味ではまって欲しいと願っています。

宗教でもアシュランでも最後は自分自身の意思、気持ちが優先される自己責任の世界です。他人からあれこれ言われてふらつくようではいけません。


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