消費者センターには、ネットワークビジネスには数多くの被害相談、被害報告が寄せられています。
その中で、心に傷を負った精神的被害を訴える人もいます。しかし、精神的被害とは、金銭的被害と違い、損害賠償請求をすることが極めて困難なので、泣き寝入りしてしまうケースが後を絶ちません。
ここではネットワークビジネスにはどのような精神的被害があるのかをお伝えします。
アップのノルマ達成のための買い込みを強要される
ネットワークビジネスでは、自分のグループ全体での売り上げによって、タイトル昇格や降格があり、それによってまたボーナスの額や割合も決まってきます。
ですから、自分のグループの売上ノルマを達成するために、メンバー一人当たりの割り当てノルマを決めて、達成できない場合は「自分でローンを組んででも買い込め」と強要されるケースがあります。
その時のプレッシャーや精神的な負い目による精神被害は大きなものがあるでしょう。
友達から嫌われ、軽蔑される精神的な被害
これは精神的被害と言っていいかどうかはわかりませんが、自分が誘っておきながら「被害」と言うのはおかしいかもしれませんね。
しかしながら、誘わなければいけないような雰囲気に追い込まれ、いやいや勧誘をするのであれば、これはもしかしたら精神的被害かもしれません。
大切な友達から嫌われ、遠ざけられ、軽蔑される精神的な苦しみは大きなものがあるでしょう。
異性のアップからのセクハラ
あなたが女性であれば、男性のリーダーやアップから、ダウンを付けさせてあげるから、収入を増やしてあげるからと言う名目で、ホテルでマンツーマン指導をされる、つまりセックスを強要されるケースは紛れもなく精神的な被害と言えるでしょう。
断ればいいのでは、と思われるかもしれませんが、アップやリーダーの機嫌を損ねると、もうネットワークビジネスでの成功は閉ざされてしまう、という恐怖感から、従わざるを得ない、というものです。
これはセクシャルハラスメントであり、ネットワークビジネスの精神的被害です。
まとめ
ネットワークビジネスにはまだまだこれら以外にも精神的被害があります。みなさんのコメント、体験談をお寄せください。
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