稼いで、お金持ちになって、夢を実現するはずのネットワークビジネスでは、借金地獄にはまってしまい、最後は自己破産や離婚に陥ってしまう人がいます。
なぜ、低資本で低リスクと言われるネットワークビジネスで借金地獄にはまってしまうのでしょうか?その謎に迫る。
耐久商材のMLMは最初に借金をしてスタート
ネットワークビジネスの会社が扱い商材には消耗品と耐久商材とがあります。
消耗品とはサプリメントや化粧品など、毎月消耗する製品で、耐久商材とは浄水器や羽毛布団、寝具、マッサージ器などがあります。
耐久商材は一回だけの購入で済みますが、その代わり値段が高いのが特徴です。最低でも30万円で、50万、100万円などの商材もあります。
もちろん多くの人はキャッシュでは買えませんので、ローンを組むことになります。
これに加えて、毎月のリピート代金などもある会社がありますので、ローンの支払いとリピート代金などでお金が回らなくなります。
消費者センターで借金をし始める
最初は少額のお金を借りるつもりだったのですが、毎月毎月借りる癖がついてしまって、どんどんと膨れ上がってしまうのです。
そして知らない間に利息が膨大になり、あとで真っ青になります。
タイトル維持のための借金
ネットワークビジネスでは売上に応じてタイトルが昇格します。タイトルが昇格すると支払いボーナスのパーセンテージも上がります。
そのため、売上を維持する為に商品を自腹で買い込む人が出てきます。しかも借金をして。こうなってくるとどんどんと追い込まれていきます。
成功者を演出するために豪華な生活をしないといけない
ネットワークビジネスは夢を見せる仕事ですから、ダウンの手前、お客さんの手間、お金持ちを演出しないといけません。
- 高級ブランドの服
- 高級な装飾品
- 海外高級車
- 高層マンションの上層階に住む
- 高級バッグ
- 高級ブランドの靴
- 食事は高級レストラン
- 宿泊は高級ホテル
このような派手な出費をしていたら、ますます借金は増えていく一方です。
とどめは税金の支払い
成功したネットワーカーは、稼ぐ力が大きい人がいますが、金銭管理が苦手な人も多いのです。ですから稼いだら稼いだだけ使ってしまい、翌年の税金支払いの分をストックしていません。
なので、確定申告の時期になって真っ青になり、税金が支払えずに借金地獄、または自己破産という憂き目にあうのです。
まとめ
ネットワークビジネスは人の欲望を煽り立て、少しくらい借金しても大丈夫という錯覚に陥ります。ネットワークビジネスは頑張れば頑張るほどに、稼ぐことが出来る夢のようなビジネスモデルです。
だからこそ、しっかりとしたマインドと金銭管理、ファイナンシャルリテラシーが求められるのです。
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