イオスコーポレーションで悪い評判があるのはなぜ?その理由とは?

ネットワークビジネス

イオスコーポレーションとは、特定商取引に関する法律の連鎖販売取引にあたり、法律で規定されている合法的なビジネスモデルです。

ですから、株式会社と同じく、違法な行為をしたら罰せられますし、そうでなければ健全にビジネス活動を行うことが可能です。

にもかかわらず、イオスコーポレーションには一部、悪い評判が流れています。

これはいったいなぜなのでしょうか?検証してみましょう。

 

評判が悪い理由はMLM業界の歴史にあった

イオスコーポレーションで、一部悪い評判があるとしたら、実はイオスコーポレーションそのものが悪い、というよりは、MLM業界全体の重たい過去に原因がありました。

ねずみ講の始まり

ねずみ講はMLMと仕組みが似ているので、よく混合されますが、これは仕組み的にも法的にもまったく別物です。

ねずみ講は違法行為ですが、イオスコーポレーションは合法です。

ねずみ講の始まりは1973年に設立された「天下一家の会」によるものだとされています。

1900億円もの被害を出し、「無限連鎖講の防止に関する法律」が施行される原因となりました。

このねずみ講と、MLMの仕組みが見た目で似ていることから、イオスコーポレーションの評判が一部悪くなってしまう原因にもなっています。

もう一度言いますが、ねずみ講とイオスコーポレーションはまったく別物であり、無関係です。

マルチ商法の始まり

MLMはマルチレベルマーケティングの略です。そしてMLMはマルチ商法です。

マルチ商法というと、日本では悪いイメージがありますが、これは法律がきちんと制定されるまえに、ねずみ講とか悪質マルチ商法が活動を活発にして、社会的問題を巻き起こしてしまったからです。

悪質マルチ商法と、マルチ商法は違います。

イオスコーポレーションはマルチ商法ですが、悪質マルチ商法ではありません。

マルチ商法の歴史は、1970年代にアメリカのホリデイマジックが、「マルチ・レベル・マーケティング」と呼ばれる商形態とともに日本に上陸した頃だといわれています。

当時、この商形態を規制する法律がなく、取引や勧誘に際しての問題や事件が発生し社会問題となったことから、1976年に制定された「訪問販売等に関する法律」において「連鎖販売取引」として定義されました。

「訪問販売等に関する法律」は、2000年に「特定商取引に関する法律」に改称され、以降数度の法改正を重ねています。

つまり、法律がきちんと整備されていない時代にはびこった悪徳商法の業者や販売員の勧誘の悪さが、そのまま消費者の脳裏に焼き付いてしまっているのです。

これに加えて、金融投資や宗教団体、自己啓発セミナーがMLM形態を取り入れて活動をし始めたことで、めちゃくちゃな様相を呈してきました。

 


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アムウェイの日本上陸とその後

世界と日本でMLM会社の売り上げナンバーワンのアムウェイ。

日本には、日本アムウェイとして1979年に参入し、1999年に無借金経営で自社ビルを設立しました。

1990年代、アムウェイが日本でブームになり、1996年には売上高過去最高(2121億9500万円)となります。

株式も上場し順調と思われていましたが、1997年、国民生活センターが日本アムウェイ社に関する苦情・相談件数が4年連続で1000件を超えていることを公表しました

各メディアもアムウェイのビジネスモデルの問題点を指摘し、社会問題化します。

売り上げも2000年までに約1200億円へと減少してしまいました。

ウィキペディアより引用

商品は悪くない。悪いのは勧誘の仕方

マルチレベルマーケティングの会社の商品は、どこのものでも、ほとんどが一流品であり、製品力は高いです。

商品そのものが粗悪品だった、思ったものと違った、という苦情や悪評は少ないです。

では評判が悪いのはなぜかといいますと、「勧誘方法」にあります。これがほとんどです。

過去のMLM業界で評判が悪くなる勧誘方法の代表的なものは下記の通りです。

  • 勧誘目的と告げないままアポを取る
  • 「絶対に簡単に稼げる」と誇大表現を使う
  • 1度断られたのにまた勧誘する
  • 契約するまで帰してくれない
  • 高額商品をローンを組ませて買わせる
  • 契約解除をさせない
  • クーリングオフを隠す
  • 未成年や学生を勧誘する

イオスコーポレーションの現在の評判は?

MLM業界は、こうした歴史の反省も踏まえ、自主規制や法令順守、ディストリビューターへの教育活動などを徹底しています。

法律もきちんと整備されたことによって、業界全体でも昔のような悪質な勧誘、それを起因とする苦情などはすっかりと影を潜めています。

イオスコーポレーションはとても健全に、さわやかに営業活動をしています。

もし、悪い評判が今もあったとしたら、それはごく一部の心ないメンバーの仕業であって、会社も多くのメンバーも良心的に、法律を守り、健全に活動していることは忘れてはいけません。

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